政治とお金

先の予算委で各党の政策活動費について取り上げました政党に所属しない議員がいました。その2日後に昨年分の収支報告書が公開されましたので、その中で額の大きい自由民主党、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会国会議員団の政策活動費に関する部分を抽出してみました。で、写真はその一つ、自由民主党のものの一部です。

先の質疑を踏まえれば、これらはすべて受領した個人の「(所得税法上の)雑所得」になります。ただ、一定の要件を満たした政治活動費であれば、所得税法第37条における必要経費として控除されます(その分は課税対象とならない)。

政党を含む政治団体は法人税を払いません。そして、その政党から個人にお金を振り出しても(一定の要件を満たせば)所得税を払わなくていい、というのはかなりの特別待遇ですので、国民各位の理解が無くてはやれません。それが数千万から億単位の金額であれば尚更です。更には、これが政党助成金を原資としたものならば、その説明責任は格段に上がります。

まあ、画像を見るだけでも面白いのでご参照ください。なお、すべて公開情報です。

たくさんのお金が個人個人に流れておりますね。
眺めるだけで面白い資料です。
財源豊富なことで。