意識低い系
※写真は本文と関係あります
意識高い系の人が、時々攻撃的だったりします。写真は某朝鮮半島南半分を領有する、昔は同じ仲間だった国の領事館前で叫ぶデモ行進をされている車両を活写したものです。
仕事ができる(意識が高い)人の中には頭がいい・効率的に物事を進められる・チームをまとめられることが人生においての重要な価値観だと思って生きている人がいます。もちろん、仕事ができることはお金を稼ぐ上で重要な要素ではあります。ですが、最初から特定の仕事の能力が高い人もなかなかいませんので普通は失敗を繰り返しながら徐々に向上させていくことになります。しかし、世の中には仕事ができることが人の価値を決定付けると考え、仕事ができないことを理由に他者の人格を否定したり、激昂する方も一定程度いらっしゃいます。こういった人は親や親戚から他者よりも優れている点において褒められて成長して生きた経験があることが多く、それが無意識の条件付けになってしまう場合があります。つまり、テストでいい成績をとれないと褒めてもらえない→テストでいい点をとれない奴はダメなやつだ→テストでいい点をとれないあいつはダメなやつだ(テスト=仕事・容姿・コミュニケーション力・お金になったりします。)そうすると、仕事ができないことが自身の存在価値自身を否定することになるので、通常の感覚を持っている人間よりも余計に仕事が出来ない人に対してきつくあたるようになります。また、このような方は一般的に外部発揮系の顕在する方向の能力が優れていることが多く、コミュニティーの中では「どいつもこいつもしょうがないな。」と結構威張っていたりします。しかし、そのような方もしばらくすると自分よりも能力の高い人に囲まれ、自分がどれほど他者に対して至らないことをしていたのかを実感するようになるのでだんだんと丸くなっていくことが一般的です。これを、成長と筆者は呼びます。また、そのように高圧的な態度をとっている方は最終的に周りの方が味方になりませんので、チームとしての働きが求められる段階で最適なマネジメントをとっているライバルに勝てなくなってしまうのです。(どうしても悪口や噂などが自然発生してしまいます。)ちなみにですが、このような方は自分よりも仕事ができる人がチームに入るとプライドが傷付けられ、無口になったりプロジェクトから外れたりしがちです。(仕事ができることが自分の存在価値なのでそれを否定されると、精神的に不安定になってします。)仕事で高圧的な方は自分よりも仕事ができない人には怒りますが、自分よりできない人がいないと生きていけないという何とも矛盾した性質をもっております。彼らにとって一番気持ちのよい環境は仕事がある程度できて自分の言うことを聞いてくれる部下が複数いる環境において、仕事ができない特定のメンバーをターゲットにしていじめることです。これは、一種の病気というか過去のトラウマにより無意識のうちに自意識をこじらせてしまっている状態です。(中には自己愛性パーソナリティー障害と言われる症状を持っている方もいるかもしれません)。ですので、仕事でいばりちらしている方がいらっしゃる場合は精神的な発達段階にあると思って、適当な距離感を保ちながら気にせずに接するというのが一番よいと思います。最も簡単な方法は、仕事ができるなどというのは人間総量全体のほんの一部に過ぎず、外形的に現れる、役に立つとか便利とか、そういう他者や環境の判断軸に惑わされず、自分の取り扱い方を自分で理解し、常に整理整頓、整えることができる自分軸を立てられるかどうか、というところかと思います。
もっとも、仕事の能力が高く攻撃的な方は本人でも自分の性質に苦しんでいる場合も多く、時にはうつ病になってしまうこともあります。なので、単純に本人を批判するのではなく、本人の育ってきた環境を理解をしていただけますと幸いです。
こんな話ならいつでも致しますから、お気軽にお問い合わせください。
以上