営業ではない、顧客の創造だ
事業の本質は顧客の創造
営業という言葉が軽くて好きじゃないんですよね
どうも人さまを惑わして都合の良いものを売りつける、人間関係上のしがらみに訴えて余計なものを押し付けて契約させる、そのようなイメージがついてまわるようです
筆者も勤めている会社では営業部長やっているんですけど、そういうわけで、あんまり営業という言葉を使わないようにしています
また、就職や転職の相談を受けることもよくあるんですが、そこで言われる営業職という言葉にも、違和感しか感じないので、こちらも使わないようにしています
会社の仕事って、営業の連中だけが取ってくるもんなんですかね?
企画や総務や人事、事務の連中は顧客開拓しないでよいのでしょうか?
そもそも、何を売るのか、何を作れるのか、顧客に何を提供できるのか
そういうことを考えることから始めましょうか
ドラッカーのいう顧客の創造とは
そんなことの参考になると思います
ついでに、申し上げておきますが、
投資家などという守銭奴から、
出資とか融資とかの、カネ出されて喜んでウェイウェイしているだけの
自称起業家の行く末には、閉じた未来しかないように
思いを致した方が良いかもしれません
そんなインスタで多くの集合写真で写っているみなさん、
そんなのは一瞬で、
その後はそんな汚い金主の一生奴隷なのかもしれないのです
他人からカネ借りただけで、なんでドヤ顔して喜んでるんだよ、お前さんは、なんか作ったのか?なんか提供できたのか?養分の金もらって喜ぶただの消費者じゃないのか?つくる人になろうと、本気でしてるかい?補助金とか支援とか、対価の全く見込めない、そんなつまらない顧客の必要や満足にちっともつながらない、落ちてるカネ拾うようなさもしいこといつまでやってるの?
多額のカネを調達した?それはお前さんの魂を売ったということに等しいのではないのかい?
他に売るもののない奴が最後にたどり着く境地、もっと哀しむべきだと思うがね
そもそも、自社で開発すべき事業資金くらい、ライスワークで稼げと言いたいですね
簡単に出資先が見つかる~みたいなピッチイベントとか、あんなの乞食の振る舞いだと思います
ワタミの社長のように、一日20時間佐川急便で1年間バイトして、300万円作ったらよろしいのに
筆者もカネを借りたり出資を募ったりして
新しい事業を立ち上げたことのあるクチですが
本当に、事業が軌道に乗るとか、危機を脱するとかまでは
心の休まる隙間などもない
まさに奴隷の気分でしたよ
誰のせいにもできない
自分で選んだ道だったから
よい金主と、事業主と、取引先を、選びましょう
事業の本質は、顧客の創造にあり
わたしは22歳の4月から社会人となり世の中にまろび出てから今年の3月末で丸27年。手元にある名刺は12,000枚弱です。つまり、年間400枚以上、一日1枚以上のペースで積み上げてきたのです。これだけ続ければ、大抵の業界、大抵の地位の人、新人バイトから社長会長まで、あらゆる階層あらゆる会社の人たちに触れてきました。まさに、老舗シティホテルのドアマン並みの現場力です。全てを見聞きして、全てに触れて、そしてそれらをすっかり忘れて次の一歩を現場力のみを頼りに踏み込む、そのような動きを取れる稀有な能力者になるまであと少し、でしょうか。自分がどこまで行けるのか、自分の身体がどこまで動くのか、とても楽しみです。
以上