無所属候補が市長当選

ついに、市町村長レベルでも、政権与党や国政野党の事実上の支援や支持、応援をガチで受けない本物本当の「無所属候補」が競り勝って当選する世の中になりました。「国会議員政策担当秘書資格」なる凝っていて専門的、要するにオタクな資格試験を平成8年に取得してから30年弱、あらゆる政治や法律、選挙の世界を見てきた自称選挙ウォッチャーのわたしとしても驚きの結果です。福岡県うきは市長、権藤さんおめでとうございます。そして、ここからが本当の戦いですね。少子化ストップ!
うきは市長選 元市議会議員の権藤英樹氏が初当選
06月30日 23時21分
任期満了に伴ううきは市長選挙は、新人で、元市議会議員の権藤英樹氏が初めての当選を果たしました。
うきは市長選挙の開票結果です。
▼権藤英樹、無所属・新。
当選。
4784票。
▼小河誠嗣、無所属・新。
4281票。
▼中島洋次郎、無所属・新。
2040票。
元市議会議員の権藤氏が自民党と公明党が推薦した、元県議会議員の小河氏らを破って初めての当選を果たしました。
権藤氏は、「本当に身の引き締まる思いだ。観光やブランドも大事な柱ではあるが、市民の皆さんが少しでも豊かに安心して暮らしていけるように福祉や教育、子育てや保育にしっかりと力を割いていく、予算をつけていくような市政運営を行っていきたい」と述べました。
権藤氏は、うきは市出身の48歳。
外食チェーン店や鉄道会社の勤務を経て、おととしから市議会議員を務め、今回、初めて市長選挙に立候補しました。
県南東部に位置するうきは市は、人口2万7000人あまり。
少子高齢化による人口減少が深刻で、若者の定住に向けた新たな企業誘致や子育て支援などが求められています。
また基幹産業の農業の振興策や後継者対策、それに地下水に頼っている家庭向けの上水道の整備などが課題となっています。
うきは市長選挙の投票率は48.89%で、これまでで最も低かった平成28年の56.1%を7.21ポイント下回り、過去最低となりました。