日々の仕事や練習や稽古を頑張ること(オリンピック柔道連覇 大野将平選手)
日々の仕事を頑張ります
東京オリンピック2020が行われています。
勝負の世界、頂点に立つ方々の(金メダルという言い方が嫌いなので)の言葉には重みがあります。
言葉だけではなく、その出す人の姿を重ねるからでしょうか。
柔道男子73キロ級の大野将平選手。
オリンピック連覇を決めた直後のインタビューのコメントは、
「苦しくてつらい日々を凝縮したような1日でした」
決勝も延長9分、死闘の末の技ありでの勝利。
敗者を讃え、天井を見つめ、それから畳を降りました。
そして、インタビューの最後は、
「つらさやしんどさを乗り越えた先に学べるものがあると思うので、日々の稽古を頑張ってほしいです」
全ては、今決まることで、オリンピック選手も我々も、そのつらさや期待感、プレッシャーの差はあっても、中身は同じものを運んでいるんだと思える言葉でした。
薄く生きるもリスク大きく生きるも良いですが、日々の練習や稽古や仕事で、どれだけ向き合い自分を律して取り組めるか、これが長い期間を経て実力として現れてくる、そのようなことを大野選手は感じていたからこそ発せられた重い発言だったと思います。
それを、楽しいと感じることができるか、生きているという実感として捉えることができるか。
このあたりに、秘密が潜んでいるような気がします。
日々の仕事や家事を、がんばります。
以上