冬季オリンピック2022(北京)

筆者は、オリンピックというのは大きめのおまとめ国際スポーツ大会としか思っておらず、近年、2020夏季東京オリンピック(2回め)あたりから急速にその興味を失っております。

今回行われている2022冬季オリンピックについても、開催都市が世界的に政治的ボイコットの対象となっている中国共産党が一党支配している中華人民共和国の首都北京ということで、筆者も政治的にはボイコットしておりろくに見ていませんが、それでも、個々のアスリートの活躍や演技、限界まで戦うその姿には感動を覚えます。

開催国や、開催都市におかれましては、どうぞ公平な取り組み、運営をお願いしたいです。

しかるに、スピードスケートにおける走路妨害や、スキージャンプ協議におけるジャンプスーツ問題など、ろくな運営もできないのかと思います。

ルール上の走行妨害になるなら、ちゃんとペナルティを与えなくてはいけないのに審判員は何も問題がないという判断をしているのです。

こんな状況では、他の競技でも同様な贔屓があっても不思議はない。

例えば、スキージャンプ団体。ジャンプスーツのサイズが規定より大きいと失格になる。だが、それは全員測定ではなく抜き打ちの数人のみ。

だとすると、ライバルチームの有力選手をチェックすればいい。高梨沙羅さんとかにしたように。

スピードスケートにおける高木菜那選手への走路妨害もひどいものでした。

スピードスケート女子1500m、同走の中国選手と重なる高木菜那選手です。

「今までの五輪の個人種目で一番いいレースができた。だからこそ悔しい」。

最後のバックストレートでは同走の中国選手と重なり、スムーズにレーンを入れ替われなかった。「(自分のいる)アウトが優先なのにコースを遮られていた。横に出られない状況を相手は絶対分かっていたのに出てきた」と語気を強めた。

羽生選手に対しても公平なジャッジをお願いしたいですが、この国やこの都市にして、それを望むほうが高望みなのだと思います。

以上