ウクライナの夢

ロシアの侵略を受けているウクライナ政府は日本時間2月28日深夜(現地時間27日午後)、世界最大の超大型貨物機アントノフAn-225「ムリーヤ」(夢)(登録記号UR-82060)がロシア軍によりキエフ近郊の空港で破壊されたと発表した。

同時に「私たちはこの飛行機(夢)を再建する」とした。

ウクライナ語で「夢」を意味するムリーヤは運航可能な機体が世界で1機で、6基のエンジンで大量の貨物を一気に運ぶことができる。

ペイロードは250トンで、2020年5月には中部空港にも飛来した。

投稿された機体の写真には「もっとも大きな飛行機が燃えたが、我々のムリーヤ(夢)は決して滅びない」との言葉が添えられた。

ウクライナ政府の投稿から25分後、アントノフは「An-225は専門家による点検を受けるまで、技術的な状況を報告できない」と投稿している。

An-225が破壊されたことを知らせるウクライナ政府のTwitter