子供に優しくない国日本

コロナ対策という名前の意味ない施策でもここ二年、幼少期の子供たちはほんと犠牲者でした。

そして、彼らのかけがえのない青少年期が無責任な大人の決めたことによって犠牲となり、いらん巻き添えになってきたことは明らかだと思います。

日本という国なのか、日本に住んでいる人種なのか、そこはまだまだわからないところもありますが、いずれにしても歴史を読み解くと日本は同じような意思決定をしてきています。

1945年、アメリカとの戦争で、グアム辺り、マリアナ諸島がアメリカの手に渡り、日本列島、どこでも、いよいよ日帰り爆撃が可能になりました。

そのとき、日本の国会が決めたのが、疎開禁止の法制化。都市部にすむ人間は、そこにとどまって、一緒に空襲を浴びろ…ということで。

それでも、心ある陸将と、大本営の網の目を掻い潜るマスコミの人間がいたことも記録に残っていますが、彼らの働きで、小学校高学年は、持参金付きなら疎開してもいいことになりました。金持ちだけです。

ナチスに圧されていたイギリスは、都市部からの市民の疎開については、交通費無料、無制限だったとのこと。日本は、幼い子達は、都市部で職業のある親と一緒に居座ることが法制化されました。

この違いが、その後の戦後の人財…かけがえのない次の世代の違いになってきたのかもしれないです。

日本の都市部ではたくさんの幼少期の子供たち、妊婦の女性が空襲で死にました。

今回のコロナ対応。幼少期、青少年期の子供たちは、最も抑圧された世代と思います。

それでも、内閣支持率は上がっていきます。子供たちには選挙権はありません。

誰のための国なのか、コロナに対する、我々日本人のご都合主義を振り替えることは、無駄ではないでしょう。

以上