内野手から投手への転向(中日根尾選手)

中日のドラフト1位、根尾選手が、内野手から外野手にコンバートの上、今度は投手に再転向するということです。

育成とは難しく、答えがある話ではありません。

特に、高卒の野球選手の育成は難しいです。しっかりとした、本人も納得の育成方針をしていかなければ、確実に成果は上がらないです。

日ハムだって、ダルビッシュ投手や大谷選手は成功しても、斎藤佑樹元投手や清宮選手は伸び悩んでいたのだから推して知るべしです。

ドラフト1位で入団するということは、素材や素質は十分であることは間違いなく、何しろその年の新人選手でトップ12に選ばれるということなのですが、そこがまたプロの厳しい世界で、ドラフト1位だろうが6位だろうが育成契約だろうがドラフト外だろうが入団してしまえば横一線の激烈な争いが待っているのがプロの世界です。

活躍する方が圧倒的に少ないのが現状で、その多くが育成の失敗といえましょう。

体力面と起用法、何よりも指導する監督やスタッフの育成能力の欠如であり、科学的かつ指導的知識を学ぶ機会を得ずに選手引退直後にコーチなどに抜擢される事がいけないと思いっています。数年は指導者としての資質を身につける講習会などで数年は学んでからでもいいかと思います。

選手時代には一般人よりも年俸は高いのだから、貯金することは充分可能ですし、もし無かったのならそれはその人自身の計画性がない資質を露呈して資質がかける要素になるのです。日本のプロ野球選手を指導する立場の人達の近代化こそが必要で、個々の選手にいちいちコメントしているヤフコメ人にも、他人の人生より自分の人生を生きろと申しておきます。

以上