世界で惜しまれる安倍首相
[What the World Got Wrong About Shinzo Abe]
It is an intriguing article. See below for English.
「西側諸国でさえも誤解していた安倍晋三氏 (今は彼がずっと正しかった事が良くわかった)」
米国の左派新聞の代表格であるワシントンポスト紙がこういう論陣張っている点、米国及び世界から称賛を受ける理由が良くわかる記事です。
要約すると以下のような感じです。
「10年強前は我々の一部は安倍晋三氏を誤解していたようだ。普通の国の政治家であったら、中道右派の良く居る政治家だという扱いだっただろうが、自国防衛権も無いような第二次大戦敗戦後の制約のある日本では、彼を右派国粋主義者だと見る日本のバイアスに影響を受けて、米国でさえも、オバマ政権初期には、問題国日本、靖国神社訪問は避けてほしいという根拠のない不信感を持った見方をしていた。
今、世界が良く理解出来たのは、彼は日本を普通の独立国家にしたかっただけだった事。彼は欧米が経済主導で中国に熱狂している時に、将来、軍事面等での世界の脅威となる点警鐘を鳴らし続け、自由で開かれたインド太平洋の概念を唱導しており、今や米国が彼のリーダーシップを受けて外交政策を形成するほどになった。
中国や韓国に歴史的に第二次大戦時の根拠ある無しの悪行を指摘されて搾取される構図に、「もはや9割の日本人は直接に戦闘行為に関与していない世代になっているため、いい加減に前に進もう」という意見を述べた。基本的に彼は日本を、世界中の国が当たり前に思っている「自衛権行使で自国民を守り、国民が自国に誇りを持つ、普通の国」にしたかったのだ。
世界の脅威は安倍氏が首相になってからますます危険になっている。彼が主導した新しい秩序が生まれたアジア諸国の彼に対する各国の圧倒的な支持・称賛を見てわかるだろう。脅威に賢く対応出来て、外交能力の高い安倍氏のような人材が世界で必要な時代であるが故に、ここまで惜しまれるのだろう。」
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