頭と尻尾はくれてやれ(相場格言から2017年の株価を読み解く)
おはようございます。
2017年1月の配信記事です。
有名な相場格言です。
「頭と尻尾はくれてやれ」
頭は最高値。
しっぽは最安値のことです。
特に持っている株が急激に上がり始め、いつ利益確定
をしようかワクワクしている瞬間を思い浮かべましょう。
いつまでこのフィーバーが続くのか?
上昇波動はいつまで続くのか?
わくわくしながらも不安でいっぱいです。
一般的に、ある株や業界が人気化した場合数日はそのトレンドが続きます。
しかしこれも相場ですので、次第に売って利益確定をしたいと考える相場参加者も増えていくにつれて、値動きがだんだん鈍くなってきます。
どうも上値を追いかけないなあという感じがしたときが潮時です。
もう少し上がる余地は残っていると思いますし、現に高い値段での指値をしていたら今の株価よりもう少し高く売れることも時にはあるでしょう。
しかしするすると値を下げだしてからでは遅いのです。
なにごとも、終わらせるのが難しい
に限らずものごとは手仕舞うのが最も難しいのです。
頭と尻尾は相場にくれてやれ。
最高値で売れる人なんてごくわずかです。
野球でいえばサダハル・オーやヒデオ・ノモといった才能と努力を必要とする神業の領域です。
または完全試合を達成するくらいに難しいのです。
我々はそこから下の凡人でも到達できるレベルの最上を狙いましょう。
これで十分あなたは相場で勝つことができます。
下がり相場を狙う場合も同様です。
下がりきったその近辺で仕込むのが最上ということになります。
何も最安値で買う必要はないのです。
ししゃもは頭から尻尾まで食べる筆者からは以上です。
(平成29年1月28日 土曜日)
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