2019年11月25日
おはようございます。
2017年1月の配信記事です。
投資の三分法、という考え方があります。
株式・債券・不動産というメジャーな投資カテゴリを配分よく適度にミックスさせて、安定したリターンを狙っていこうという考え方です。
手持ち現金を含めると四分法なのでしょうが、こちらはあまり言われませんね。
世の中の金利が下がれば債券価値は上がりますが景気が減速しているということで株式にはネガティブな動きとなります。
この場合、一般には借入金の金利も低い
ということで不動産にとっては前向きな指標となります。
もちろん企業の調達金利も下がりますのでいずれは株価の下落も止まると思います。
このように景気は
循環していくのが通常の経済論理ですが、ここ25年は金利は下がりっぱなしのデフレ状況なので、今を生きる我々は通常の経済論理がよくわからなくなってき
ています。
次に金利が上がれば債券価値は下がりますが株式は景気浮揚により一般には上がります。
不動産は高金利には弱い資産と言われており、これは金利の上昇分を賃料に転嫁しにくい、ということから来ているのですが、逆に金利が上がりインフレ気味になると、供給量が限られている不動産の賃料ではなく価格のほうがそれにつれて上がる傾向にあるので、インフレ防止には強い資産ということができます。
かように、金利の上下のみでもさまざまな投資カテゴリごとの価格上下が想定され、また現実の世界は理屈より複雑怪奇であるため、将来の安定したリターンを少しでも享受しようと、多くの手持ちがある投資家はかような分散投資を進める傾向にあります。
さて筆者ですか?
私は立派な零細投資家なので黙ってドンと「自分への投資」この一点買いです。
冗談は以上です。
(平成29年1月29日 日曜日)