ホームインスペクション(建物診断)というサービスが普及しつつある話
おはようございます。
2015年8月の記事です。
住宅市場の活性化のためには、公正な中古住宅市場の醸成が不可欠です。
日本においては新築主義で、住宅ローンが付される担保物件はまだまた新築のマンションや一戸建てが多いです。
中古物件になりますと、そもそも銀行などの金融機関がその中古物件にどれだけの担保価値を認めるのか、その客観的第三者的視点がそもそも存在しなかったのです。
この点、自動車やゴルフクラブの中古市場におけるものと同じような、値付けの基礎となる建物の状況診断データを積み上げるという試みが続いています。
ホームインスペクションといいまして、これは中古住宅の建物診断を行い、売り手か買い手、またはその両方に提示して、公正な売買や融資取引の参考にしてもらおうという試みです。
ホームインスペクションは、「一次診断」とも言われ、建物の外壁や基礎に不具合の兆候は見られないか、室内に雨漏りの形跡はないかなど目視で確認します。
建物についての診断報告書を作成します
こうした建物全般のコンディションを総合的に依頼者に説明する診断報告書を作成します。
また、一次診断ではわからない項目で更に調査の必要な部分には、二次診断の必要性を診断依頼者に説明し、より深度ある診断を行うことになります。例えば、配管の劣化や水漏れ箇所の特定などです。
また、一次診断ではわからない項目で更に調査の必要な部分には、二次診断の必要性を診断依頼者に説明し、より深度ある診断を行うことになります。例えば、配管の劣化や水漏れ箇所の特定などです。
何事も、こうした業界の基礎情報が積み上がることで、公正な市場が創出され、取引が盛んになり更に市場自体の価格決定力がついてくるのです。
写真はいろいろな種類のコーヒー豆です。
ホームインスペクターの資格を取得しましたが、なかなか自身の市場価値がつかない筆者からは以上です。
ホームインスペクターの資格を取得しましたが、なかなか自身の市場価値がつかない筆者からは以上です。

