会社も社員も働き方を納得するまで考えないといけない時代になった話
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| はたらくくるま |
2015年7月の働き方に関する記事です。
会社も社員も、働き方について真剣に考えていかなければならない時代になってまいりました。
大手通信グループのKDDIでは、グループの社員全員を対象に退社後11時間は原則出社禁止するという措置を考え出したそうです。
欧米ではすでに一般的だそうですが、確かにこうすれば休みを強制的にインターバルで取ることができ、まただらだら残業の削減にもなりそうな気がします。
夜中の2時3時までやったところで、まったく効率は上がらず、翌日の出社時間も制限されるようでは、早く帰って休むことも業務のうちと思うことができます。
また、自動車の世界的大手となったトヨタ自動車は、配偶者手当を今後廃止し、代わりに子供に対しての手当は倍増させるということです。
専業主婦ではなく子供の分を厚めに支払う
月額約2万円の専業主婦(夫)らの分を廃止する代わりに、子どもの分をおおむね4倍に増額するとのことで、全体の会社支払額は変わらないですが、会社からの大きなメッセージの変更となりそうです。
家族で誰が働くか、どうやって子供を育てるか、そもそもどのように働くか、これは改めて役割が問われるべき事象なのでしょう。
そして、その大きな生き方に沿った働き方を自ら選びとっていくようになるのでしょう。
労働とは単純時給換算できない、非常に深遠なものであると思います。
雇う方も、雇われる方も、ますます納得感が問われる世の中になりそうです。
すでに引退後の生活に思いを馳せております筆者からは以上です。
(平成27年7月9日 木曜日)


