他人任せが停滞の原因

映像の世紀

久しぶりに、映像の世紀(1995年。第二次世界大戦の戦後50周年とNHKの放送開始70周年、そして映像発明100周年記念番組と銘打たれて制作放送されたドキュメンタリー番組)を見ました。

政治家や行政が粛正されて適正な分配がされれば社会が良くなるとか、税金が減れば自動的に豊かになるというわけではなくて、むしろそうした他人任せのメンタリティこそが停滞の本質だと改めて思いました。

そして、他人任せに興じた大衆による際限のない権力集中と暴力による独裁、さらに戦争や内戦、虐殺。

それはもう、狂気のオンパレードです。

ヒトラー、スターリン、毛沢東、そしてポルポト。

世界の歴史に、こんなにも、あからさまで明らかな良くない事案や事例が溢れかえっているのに学ばない人の多さに驚きます。

この社会、世界を強く支配しているのは大衆の事なかれ主義や事大主義、お花畑幻想や被害妄想、根拠なき恐怖です。

いくら政治が頑張っても社会や国民、人民の実力を越えることはできないと強く思いました。

以上