官僚に挨拶文を作ってもらう国会議員

京都御所の紅葉

会合での挨拶文を役所に作ってもらうなんていうバカ議員が多くて役所が困っているそうです。

事案に応じて事前に調べる必要がある時は、国立国会図書館に資料依頼をすれば良いです。

まず、そうした公開資料を充分に読み解いた上で、理解して、当該会合に出席しておられる方(団体)の関心事項について自ら把握をすべきです。

そんな自ら当然すべきな最低限の努力すら怠り、役所の担当部局に挨拶文を丸投げして作らせるようなバカは、国会議員の名に値しないです。

同様のバカ事例として、役所に国会での質問を作らせるバカも居ます。

実際にそのようなバカの対応をされた元官僚の方によれば、質問すら正確に読めずに恥をかいたとのこと、そのクレームが来たそうですが、クレームつけるべきは質問者の頭の悪さの方だと思います。

質問を作って当該議員に持って行った際、「ところで質問文に出て来るアフガニスタンのタリバンは『タリバーン』とか、『ターリバーン』とか色々な表記があるけど、どれが正しいのか?」と聞かれ、「どれでもOKです」と答えました。

そうしたところ、その議員は実際の質問で「タリーバン」と、伸ばしてはいけない部分を伸ばして発音しました(しかも、アクセントが変だった)。

あとで同僚議員から訂正されたようで、怒って課長に「おたくの課長補佐の説明が悪いせいで恥をかいた。」とクレームの電話が掛かってきたそうです。

お歳を召した幼児の相手は疲れるものです。

なお、優秀な国会の速記係による議事録には一律「タリバン」と記載されているので、本件の検証はできません。

以上