エリザベス女王、新型コロナウイルス感染

イギリス王室は20日、95歳のエリザベス女王が新型コロナウイルスに感染したことを発表しました。

エリザベス女王が新型コロナウイルスの検査を受け、陽性反応が出たということです。

女王には「風邪のような症状」があるということですが、今後1週間は公邸のウィンザー城で軽い公務を続ける見込みだということです。

エリザベス女王は95歳で、今年、即位70年を迎えています。

英王室においては、公務に支障が出ることのないよう新型コロナウイルス感染対策が徹底されていたはずでした。

その王室でチャールズ皇太子、カミラ夫人、エリザベス女王と相次いで新型コロナに感染してしまったということは、徹底した対策を講じても感染力の高いオミクロン株の広がりを防ぐことが極めて困難であることを示唆しています。

そうであれば、日本の17道府県で延長されている飲食店の営業時間短縮を柱とした「まん延防止等重点措置」では、巨額の経済損失が発生するだけで感染拡大に歯止めをかけることは難しいと思われます。

かからないように経済封鎖するのではなく、かかっても社会復帰できるようにすることのほうがはるかに大切だと思います。

以上