少子化を止めよ

去年1年間に生まれた子どもの数は全国で84万人余りで、過去最少となったことが分かりました。一方、死亡した人の数は145万人余りで、戦後、最も多い数となりました。

厚労省によりますと、去年1年間に日本国内で生まれた子どもは84万人余りで、前の年からおよそ3万人減り、過去最少を更新しました。また、婚姻の件数は、51万4000組余りで、戦後最も少ない数となっています。

一方、去年1年間に死亡した人の数は145万人余りで、前の年から6万人以上増え、戦後最多となりました。厚労省は、死亡者が増えた原因を巡って、コロナの影響については引き続き調べる必要があるとしながらも、現時点では高齢化が主な要因ではないかと分析しています。

子どもが生まれる数は第二次ベビーブームだった1973年以降、減少傾向が続いています。

去年はコロナの影響が危惧され、自殺者も跳ね上がりました。

厚労省は「減少幅としては例年並み」などと他人事のようですが、高齢者の年金予算をすべて出生のための予算に振り替えるくらいの措置を施さないと、日本が滅びます。

以上