田中角栄の言葉

敵をたくさんつくってどうする

田中角栄

昭和の宰相、田中角栄のお話です。
人間というものを研究し尽くした人物の姿がここにあります。
“子供が10人いるから羊羹(ようかん)を均等に切るってのは共産主義。自由主義は別だよ。羊羹をチョンチョンと切ってね。一番年少の子にでっかい羊羹をやるんだ”
“選挙で人の悪口を言っても札(票)は増えんぞ。勘違いするなよ。敵をたくさんつくってどうする。槍衾(やりぶすま=大勢の者が槍を隙間なく突き出して構えること)になるぞ”
“国民に対して情を持たない者は、政治家になるべきではない。政治家はなりたくてなるものではない。政治家になって何をするかというものを持ってない者は、政治家になるべきじゃないんだ”
なぜ、いまの政治家は、哲学を語らないのか!?
選挙のたびに、そう思います。
政治家じゃなくて広告屋です。
それもとっても質の悪いたぐいの。
以上