行きつけの飲食店における定番メニューがやはり一番安心するという話
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| 本場のうどん屋店内 |
おはようございます。
2014年3月の行きつけのお店の配信記事です。
行きつけの飲食店の話をします。
けっこう高級でおいしいとぐるなびなどでも評判の中華料理のお店があります。
会食などの折には積極的に利用しているのですが、このお店の昼食限定メニューに「ビジネスランチ」というものが復活しました。
ビジネスランチは当然メニューも表示しているのですが、ヘビーユーザーであります筆者からしますと、累計相当程度利用していることからほとんどメニューは見ておりません。
そして、お店側でもヘビーユーザーのうちかなりの多くの方々がこの「ビジネスランチ」をメニューも見ずに即注文していただくため、「注文を取る」という店舗オペレーションの大幅な削減につながっているそうです。
さらに例えば5人の来店者がいればその全ての注文がビジネスランチであることも頻繁にあるため、厨房に伝えて料理して配膳する際も、間違いがなく安心であるといいます。
メニューを絞ると間違いもなくなる
非常にスピーディーです。
このビジネスランチ復活により、店舗のオペレーションは格段に効率化され、その余力を本来の高級中華料理のメニューを吟味したいお客様に振り向けることができるようになったというわけです。
同じような事例に筆者の自宅の近くの「もつ鍋屋」にも見ることができます。
何しろこのお店にはメニューというものが存在しません。
来たお客の数だけで、出てくるもつ鍋の分量が2人分とか4人分などと勝手に決まります。
究極の単品メニューです。
その「もつ鍋ベーシック」というべきものを囲み、お店の方とその後いろいろ話す中でキムチやら締めのちゃんぽんだといった会話がなされながら、追加注文がいわば勝手になされていくのです。
まさに店員イコールメニュー、俺がルールブックだとなっております。
かつて一世を風靡した漫画「美味しんぼ」の究極のメニューもびっくりの斬新な発想です。
このように、飲食店はお客との共同作業だということを、知らず知らず実践しているお店は強いのかもしれません。
ラーメン県におりますが、本当はうどんやそばの方が好きな筆者からは以上です。
(平成26年3月13日 最終更新:平成28年3月13日 日曜日)
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