しずかちゃん問題

女性キャラは圧倒的に絶対数不足

ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(46)が28日に自身のツイッターを更新。「『三浦瑠麗』という虚像は需要と人選ミスが生んだ…最初からいかがわしかった」と題して配信された現代ビジネスの記事を引用して私見を述べています。作家の適菜収氏による批判記事では、夫の自宅マンションが東京地検特捜部により家宅捜索された国際政治学者の三浦瑠麗氏に焦点を当て、メディアでもてはやされるようになった経緯や現在の惨状について考察されています。そして、ひろゆき氏はこの記事を引用して「討論番組の”男性率高すぎ問題”を解決するために、多くの女性はお花として置かれる。きちんと議論出来る女性は少ない。」と指摘したうえで「幅広く議論が出来る女性は引く手あまた。専門以外のことを聞かれることも増え、インプットの時間が無くなり、付け焼刃な知識でお茶を濁すことになる。」と持論を展開しました。たしかに、そのとおりなのですが、お花としてしか置かれていない女性キャラに全ての役目を負わせることについては、筆者はドラえもんしずかちゃん問題として大いに憂慮しているものです。すなわち、ドラえもんものび太もスネ夫もジャイアンも出来杉君も、全員男性キャラクターであり、全ての要素を網羅するひとつのキャラクター像を求められることはないわけですが、国民的漫画であるドラえもんですら、というかドラえもんのイメージにおける女性キャラクターって、しずかちゃんとドラミちゃんくらいしかいないですよね。この2名であらゆる女性的キャラクターを全て網羅して期待することなど無理です。なので、忍たま乱太郎のように、男性3人組に対になる女性3人組を登場させるとか、ドラミちゃん率いる女子3名プラス男性1名といった裏バージョンの五人組ぷらす出来杉英子ちゃん(出来杉英才の女性版)もパレレルに登場させないと割に合わないわけです。キャラクターごとにいろいろ個性があるのは良いことなので、別に三浦瑠麗さんについても、どこかの専用枠で使っておけばあら捜しされることもなかったわけですが、かわいそうなことをいたしました。
もうTVで見ることはないと思いますし、このお方いつも何言ってるかわからなかった!本当に頭のいい人は噛み砕いて話してくれるって、隣のマックの女子高生も言ってた、というような、女性に限らず、アイドルやコメンテイターの一夜漬けの話も聞くに耐えないことに対する罵詈雑言が溢れていますが、別に男性においても、かつては佐村河内守さんやショーンKさんもいらっしゃったわけですので、男女限らずコメンテーターといった適当コメント商売について、本当の専門知識のある人間は専門分野で頑張るからテレビ出てるヒマないのではないかという正論を述べて、この雑文を終わります。