価格の妥当性?
最近、不思議な指示が会社でよく発出されるようになった。
装置が故障して、その修理の見積もりを取って、修理を進めるんで決裁が欲しいと言う案件。
価格の妥当性を証明するために、他の同じような装置が故障した場合の費用の見積もりもとってください。
とのこと。これはなかなか難題です。新しい装置を買うときは、同じような装置を何台か比べて見積もりを取って、いいものを買うわけですが、今回みたいに既に手元にある装置の今起きている故障修理と、もってない装置の仮想の故障の修理を比較しても選択の余地がないのではないか??さらに言うと、もってない装置の仮想の故障の修理の見積もりって、どうやって取るんだろう???
そもそも、市場における価格の妥当性を担保するのは購買部の仕事で、その価格に基づいて買うかどうかを判断するのは我々の研究部門の仕事、なのではないかとも思うわけで。
官僚機構は官僚の要求を満たすために増大する、という格言があるとおり、すごい官僚集団が爆誕してます。
恐ろしいのはこんな指示が上から来ても、みんな何も言わずに黙っちゃってるところですね。
これは、ポニーの話です。
価格の妥当性とかない。
お前は妥当な価格でウォークマンの売値を決めたのか?