自腹にしか真実はない

自腹を切る

どうして会社は潰れるのか。5社の会社を立ち上げて3社を潰した。
某女性社長に預けた2000万円は、
一銭も戻らず溶けた。

失敗の原因は、明快である。
身銭を切らない輩を責任者にしたことである。
社長に指名したのに、やることなすこと、ぜんぶが経費。
自腹を切らない輩は、何も学ばない。
苦せずして手に入れたお金(経費)は、消えていく。
ワタシの苦い経験から学んだ教訓である。

政治家さんたちの研修旅行は、必要だと思う。
しかしながら、その費用が税金からとはいただけない。
そんなもんが身につくとも思えない。自腹を切れよ。

お金は、天下のまわりものである。華僑の間には「人の財布に貯めるお金」という意識があるらしい。人と食事をした時に自分の財布からおごるお金のこと。「人におごったお金は消えるのではなく、人の財布に移動するだけ」というのが華僑の感覚。「割り勘」という概念がない。人の財布にお金を入れておけば自分のお金がない時には躊躇なくおごってもらうことができる。

衣食足りて礼節を知るという。礼節を知るためには、足るを知らなくてはいけない。足るを知るためには、お金を使ってみるのがいい。自腹で体験してみることにしか成果はない。

お金がなくても大人にはなれるけど、
お金は使ってないと大人になる道は見えてこない。

ホント、頼むよ!!
雁首揃えてよ!!