営業「実践」責任

【一倉定先生の言葉で、社長の心と姿勢を正す】
『I社は、セールスマンの売上ノルマを廃止し、訪問ノルマを課した。
社長は利益で苦しみ、社員は実施で苦しむ。 I社は素晴らしい高業績なのである。』(一倉定の社長学/第6巻 内部体勢の確立)
社長が「利益責任」を負い、社員が「実施責任」を負うということは、どういうことなのか。その具体例です。
売上ノルマは「成果主義」であるのに対して、訪問ノルマとは「実施主義」と言えるのではないでしょうか。
一倉先生のみでなく、ランチェスター戦略を体系化させた田岡信夫先生もまた「実施主義」でした。
精神論や根性で「売上を上げろ」などと言わない。しかし、顧客への訪問回数のノルマをしっかり実施させて、「科学的」に売上を上げてゆく。