政治資金改革案

今日は朝街頭の後、枝光市民センターの餅つきに行きました。雨模様でしたが、上手くスペース取りをしてやっていました。さすがに寒くなって来ましたね。

【改革案】
今回のパー券裏金事案を受けた改革案として、少し考えてみました。

まずですね、政治資金規正法の第二十一条の二第二項を削ります。

(公職の候補者の政治活動に関する寄附の禁止)
第二十一条の二 何人も、公職の候補者の政治活動(選挙運動を除く。)に関して寄附(金銭等によるものに限るものとし、政治団体に対するものを除く。)をしてはならない。
2 前項の規定は、政党がする寄附については、適用しない。

そうすると、政治家個人に対する金銭寄附がすべて禁じられる事になります。なので、私が指摘してきた「政策活動費」を巡る議論が無くなります。数多くの政党でやっている、政党から幹事長等への個人への資金振り出しが出来なくなります。そうすると、全政党とも政治活動の支出はすべて収支報告書に載せなくてはなりません。

今は政治資金規正法第二十一条の二第二項で、個人に振り出せる可能性があるので、色々ややこしいのです。当該個人の「雑所得」となり、以下の「政治活動費」の条件を満たせば、必要経費として控除出来る事になっています。

しかし、法改正でその可能性をすべて塞げば、あとは「個人の手元に残るような金銭寄付は全部アウト」になるわけですから、分かりやすくなります。

さて、これからこの案を売り込んでいこうと思います。立憲、維新、国民いずれもこの慣行をやっていますが、一番大きいのは自民党です。どの政党が一番最初にこの改革案を採用するかな、と楽しみにしたいと思います。当に「身を切る改革」になるはずです。