嫁、そして妻といふもの

不正解の海に溺れよ
ご質問をいただきました。
既婚の男です。質問があります。妻が一人います。妻が明らかに間違っている場合にそれを指摘すると極めて不機嫌になります。結果的に明らかに当方が正しくても機嫌は直りません。この関係は、諦めるべきなのでしょうか。
あるあるの質問ですね。
結論、諦めましょう。
“嫁の判断には基本従うべきである”
っていう持論があるのだけど、これの理由を説明します。少し長いけど読んで納得…しなくていいから理解してくれ。世界の平和のために。
例えば運転中にウチの嫁が「そこ右に曲がって」と言ったとする。でも確実に左折が正解っぽい。その状況での全ての世界線は下記の通りとなる。他はない。
(嫁の判断に従わず左折した世界線)
①左折して正解。嫁は不機嫌。
②左折して正解だったけど少し道が混んでたり信号に捕まる回数が多かった。嫁バチギレ。死。
③左折して不正解。嫁バチギレ。死。
(嫁の判断に従い右折した世界線)
④右折して正解。平和。
⑤右折して正解だったが少し道が混んでたり信号に捕まる回数が多かった。嫁は舌打ち。波浪注意報。
⑥右折して不正解。嫁は舌打ち。波風あり。とばっちり。巻き込まれ事故。
見ての通り、正解不正解に関係なく嫁の判断に従ったルートにしか平和は存在しない。
嫁に従わないルートはハイリスクノーリターン。
これは日常生活のほぼ全てで適用される。
何が厄介かと言うとだな。
仮に正解ルートを選んだとしても嫁の判断に従わなかった場合、その瞬間から嫁の目はピアノのショパンコンクールの採点並みに厳しくなり、強烈な減点法が始まる。
嫁が白を黒と判断した時点でこの世から白は消滅する。白を選べば正解だったのに…なんて世界線は残念ながら存在しない。漆黒の闇なのだよ君。
「それはお前の嫁がやべえだけだろw」と思うかもしれないがその通り。ぐうの音も出ない。オーバーキル。ウチの嫁が理不尽モンスターなのは間違いない。助けて。しかし、これは日常だ。どこでもそこでも、世界の片隅でも、今でも繰り広げられている日常。鬼女の面ってあるだろ?あれは女の面であるのだ。理屈は存在しない。
多くの女性にはこういう性質がある。石に刻め。福山雅治の嫁だってそうだと思うよ。
結果よりも過程を重視する
理論よりも感情を重視する
そんな性質を持つ女性は多い。
気に食わない正解より好きな人と一緒に選ぶ不正解の方が幸せだったり、傘をさしてくれるより一緒に雨に濡れて欲しかったりする。
「自分は間違ってないのに妻はなんだか不満そう」ってケースは大体これを理解できてない男が言うもの。お前は正しいんだ。でも間違ってるんだ。不正解だ。
さあ、そろそろお前も一緒に我々と不正解の海で溺れようじゃないか。
ちなみにこれが“人生”として正解なのかは僕もまだわかっていない。多分違う。助けてほしい。
救われたい人は、私が立ち上げた日本恐妻同盟、という非公式組織があるから、そこで会おう。
それでは。
(本記事は予告なく消去されることがあります)
以上

