半導体市況

【半導体市況】
半導体受託生産の世界大手、台湾積体電路製造(TSMC) の第2四半期売上高は、ロイターの試算によると6735億1000万台湾ドル(206億7000万ドル)となり市場予想を上回った。

[台北 7月10日 ロイター] - 半導体受託生産の世界大手、台湾積体電路製造(TSMC) の第2・四半期売上高は、ロイターの試算によると6735億1000万台湾ドル(206億7000万ドル)となり市場予想を上回った。

前年同期の156億8000万ドルから32%増加した。人工知能(AI)関連の需要が追い風となっている。

LSEGによるアナリスト21人の予想は6542億7000万台湾ドルだった。

TSMCは4月の決算説明会で第2・四半期の売上高を196億─204億ドルと予想していた。

6月単月の売上高は前年同月比33%増の2078億7000万台湾ドルだった。

決算の詳細や業績見通しは明らかにしていない。

同社は18日に第2・四半期決算を発表する。その際に第3・四半期と通年の計画と見通しを更新する見込み。

LSEGのスマートエスティメートによると、第2・四半期の純利益は前年比30%増と予想されている。

AI需要過多による半導体強気マーケットはしばらく続きそうです。大口顧客のアップルやエヌビィデアの株価も上昇するでしょう。