誇り

【誇り】
北条の遺児という誇りを忘れず、人が惹かれる正しい人間であれば良い。
鎌倉幕府をわずか24日で滅ぼし、天下に号令した超能力者、足利高氏。
その彼が取り逃し、鎌倉を脱出した8歳の少年は、仲間を募り、多くの支持を得てわずか2年後、日本中を驚愕させる鎌倉奪還を果たすことになります。
中先代の乱。その後も2度、すなわち生涯で3度の鎌倉帰還を果たすことになる、執権得宗北条氏の誉れと誇りを存分に発揮した最期の当主、北条時行。
もう一度言います。世間を震撼させる成果を得るためには、自らの誇りを失わず、人がこの人のために心から働きたいという魅力を磨ける正しい人間であること。
そしてどこどこまでも切れない、太くしなやかな精神力。
あなたも私も、どんな時代であっても、それは誰でもできることなのです。

以上