めんべい

【めんべい】
福岡のお土産で鉄板の人気を誇る、めんべい。めんべいは、明太子メーカーの山口油屋福太郎が製造・販売する明太子風味のせんべいで、福岡の代表的な土産品です。パリパリとした食感と程よい辛味、魚介の旨味が特徴で、福岡をはじめ全国で人気があります。この、めんべい、どのような経緯で誕生したのでしょうか。その背景を共有します。
明太子は生ものであるため、常温で持ち運べるお土産にしたいという強い思いがありました。明太子を使った常温のお菓子は、日持ちがしてボリューム感があり価格が安いという消費者のニーズに見事に応えたのです。
めんべいのネーミングは、実は明太子にちなんだ、「メンターテインメントスナック(明太子+エンターテインメント)」を由来としており、福岡・博多から全国へ発信する博多の「目印」な「め」のお菓子という意味が込められています。
めんべいの種類は、プレーン、ねぎ、マヨネーズ味、玉ねぎ、勝つめんべい(かつお)、辛口、香味えびなどがあり、限定パッケージを含めると約60種類が販売されています。また、姉妹商品として「めんべいチップス」も発売されています。
さて、このめんべいに、最近小さな羽虫が混入していたという事案がありまして、自主回収を決めたとのことです。
仰々しいニュースにもなっていますが、正直こんなの大げさに報道するものではありません。
いちいちいちいちこんな小さな、些末なことでいろいろぐちぐち批判批評する向きに一言。謹んで申し上げます。
...
虫くらい入るやろ!
昆虫食パウダーとでも
思っとけば
ええねん
...
普段は昆虫食とか完全タンパク質!とか言っている(馬鹿な)向きほど、こうした些細な食品混入事件に対して、騒ぎ立てるものです。
本当の友達とは、こういうときにこそ、ごっそりめんべい買い込んで、自分らでバリバリ食べる、そういうもんだと思います。
筆者はめんべいの中の人は親友だと思っていますので、ここぞとばかりにめんべいを買います。

買う理由はまだまだあります。めんべいは、福岡県田川郡添田町の、廃校になった小学校跡地を改装した工場で作られているのです。
地元の活性化に、一役買い、地元の雇用を生んでる山口油屋福太郎さん。見上げた「偉い」会社じゃないでしょうか?
これ読んだみなさん、特に日本人なら、何かしら感じるものがあると思いませんか。
「めんべい」、みなさんも、おひとついかがですか?
今度毎日新聞社の取材があるときは、「めんべい」を手土産に持っていこうと思います。
以上