周東選手
周東は足が速くなった理由を聞かれ
幼少期に野うさぎを1日2時間も追いかけたら鍛えられたと言った
だが周東の足を持ってでも
野うさぎは捕まえられなかった
努力家で有名な周東は高校時代
毎朝2時間近くかけて練習場まで通っていた
監督から下宿通いも勧められたが
親に迷惑をかけずに通うと決めたと聞かなかった
だが7時半からの朝練には一度も遅刻せず
グラウンドが閉まる9時まで毎日居残り練習をしていた
当時はプロなんて恥ずかしくて言えないレベルだったが
東農大北海道オホーツクの監督が鍛えればプロでも通用するスカウトした
周東は監督の言葉を信じて進学すると
徹底的に走塁の技術を教え込まれスカウトも注目するようになった
育成2位でソフトバンクに入ると
血の滲む努力を続け
1年で支配下を掴み取り日本代表に選ばれるまでに成長した