2025年10月26日(日)宮城県知事選の結果

結果

宮城県知事選(選管確定)
氏名、党派
村井 嘉浩 無所属
340,190票
和田 政宗 無所属
324,375票
遊佐 美由紀 無所属
176,287票
伊藤 修人 無所属
20,445票
金山 屯 無所属
3,663票

2025年10月、宮城県知事選は26日、投開票が行われ、現職の村井嘉浩氏(65)(無)が新人4人を破り、同県政史上最多となる6選を果たした。投票率は46・50%(前回56・29%)でした。

6期目の当選を決め、喜びを爆発させる村井氏(26日午後11時28分、仙台市青葉区で)でありますが、あと一歩のところまで追いつめた元参議院議員の和田政宗氏の健闘が光ります。
村井氏は、自民党県議らの支援や公明党県議団の支持を受けたほか、県町村会などの推薦も得て5期20年の実績を強調しました。半導体メーカーの誘致による経済振興やデジタル技術の活用を通じた人口減少対策などを訴え、参政党の支援を受けた前自民党参院議員の和田政宗氏(51)(無)の猛追をかわした、という建前ですが、本音は、イスラム土葬の許可や際限ない無秩序なメガソーラー建設について、全く無作為の現職村井氏への批判がこれだけ上回ったことについて、村井県知事は思いを致した方が良さそうです。

そもそも村井氏は外国人問題に取り組んで来たと言っているが、彼は過去に、日本クルド友好議員連盟の幹部として、明らかに不法滞在クルド人を擁護していた時期があります。
そこをネットで叩かれるようになって、慌てて日本人第一とか言い出したが、過去の言動は消せません。
そもそも日本と外国の友好議連の幹部になるなんて、必ず何らかの利権が目的です。利権が無ければ、誰もそんな面倒なことをやらないです。

かつて、故人となった、今の村井知事よりはるかにヤクザであった松本龍復興大臣とのやり取りで、多くの同情票をいただいた村井知事ですが、その過去の積み上げをすべて吐き出してようやく和田氏に競り勝った辛勝でした。

「松本龍の問題発言」は複数あるので要注意です

岩手県の達増知事との会談で
「九州の人間だから、東北の何市がどこの県とか分からない(笑)」
「知恵を出したところは助けるけど、知恵を出さないやつは助けない。そのくらいの気持ちを持て」
宮城県の村井知事との会談で
「政府に甘えるところは甘えていい。こっちも突き放すところは突き放す。そのくらいの覚悟でやっていこう」
被災した漁港を集約するという県独自の計画に対して「県でコンセンサスをとれよ。そうしないと、我々は何もしないぞ」
宮城県知事室での応接に関して村井知事に対して「今、後から自分入って来たけど、お客さんが来るときは自分が入ってからお客さんを呼べ。いいか。長幼の序がわかってる自衛隊ならそんなことやるぞ。わかった?」
上記発言の後に「最後の発言はオフレコです書いたらその社は終わり」

筆者もいち九州人として、この松本龍先生の方言(誤字でした。実際は放言)については改めて深くお詫び申し上げます。

さて村井知事です。保守的地盤の宮城県において、参政党のみが支援した和田候補がこれだけの得票を得た、今までのリベラル野党の遊佐候補が、ダブルスコアの17万票に沈んで惨敗したことを、日本国民の怒りを、既存の国会議員以下よく見ておいた方がよろしいと、私は思います。本来対抗になるはずだったバリバリの左派系候補遊佐美由紀さんが上位2人にダブルスコアで惨敗しているのが気になりますね。立憲民主党さん、公明党さん、自民党の石破さん岸田さん派の方々、現実を、よく見ておいた方がよいと思いますよ。

以上