己を大切にする

己自身を大切にする
自分自身が一番の宝物である。着物や金などは、大切にする。ケチケチする。自分自身は一向に大切にしない。いわゆる保険衛生に留意せず、命を縮めては勿体ない。要するに、人は働けば健康である。怠ければ体は弱る。そして、何とかしてきつい仕事はやるまい、うまいものは食べたい、楽はしたいと願う。これこそ生命を縮めていることになるのである。
最も己を大切にすることは、自己の個性や能力を、出来るだけ伸ばして世のため人のために用いて働かせることである。
己の時間を、学問に捧げ、事業に傾け、仕事に没頭してこそ、納得できる働き方ができる。
働き方改革、とは、こういうことを言う。断じて人の見てないところでサボる振る舞いを認めるものではないのだ。
以上

