ぶらぶら社員という思い切った発令を行った会社とそれに応えた社員のお話
おはようございます。
2016年12月の記事です。
少し昔の話になりますが、お茶漬けやお吸い物、すし飯のヒット商品で知られる日本の食品メーカー「永谷園」が、驚きの「ぶらぶら社員」を任命し、新しい商品アイデアを開拓させたという話があります。
辞令は2年間のぶらぶら社員。
社史によると、社長より我が社は何をそもそも開発するかという点が弱いので、これから2年間、とにかくぶらぶらして何でも食べて飲んで好きなところに行ってほしいという要望だったそうです。
机に座っていてはよいアイデアは生まれないとはいいますが、ここまで大胆な辞令はないでしょう。
最初は戸惑うぶらぶら社員ですが、開き直って言われた通り、真面目にぶらぶら食べ歩きはじめます。
会社経費を使い放題、世界中を回って食べ放題、旅行し放題、出張し放題です。
そして、ついに新商品のアイデアを実現します。
会社経費を使い放題、世界中を回って食べ放題、旅行し放題、出張し放題です。
そして、ついに新商品のアイデアを実現します。
それは麻婆春雨。
商品誕生より三十年余り、日本ならず本場中国でも定番になっています。
真面目に遊ぶことは大変です。
遊び半分ではやれない、真面目に遊ぶ辞令に応えた社員の話でした。
遊び半分ではやれない、真面目に遊ぶ辞令に応えた社員の話でした。
今宵はクリスマスイブの締めにお茶漬けでもいかがでしょうか。
クリぼっちという前向きな言葉も生まれたそうです。
何事も捉え方だと思います。
そんな姿勢を見習いたいと思います筆者からは以上です。
(平成28年12月24日 土曜日)


