2021年9月出走 自民党総裁杯出走予想

各馬陣営の様子

「自民党総裁杯」(G1 ダート)で「ボウヨミスガチャン」は勝てるのか? 

現在、棒読みすらすっ飛ばし、のりの付いた原稿を読み飛ばすほどの快速を誇る関東横浜産、現役最強馬「ボウヨミスガチャン」へ他の有力馬が挑戦する「自民党総裁杯」(G1 ダート)が、2021年9月に予定されています。

真っ先に名前が挙がるのは、昨年のこの大会に続き挑戦する西日本中国地方出身、古馬の「コウチカイキッシー」です。

去年の前走は優雅な出足で特に地方票に伸びを欠きましたが、今回は同様にジミン党員票の比率を高くすることが課題となります。

なお、鳥取砂丘出身、地方に強いと言われる「アンパンマンモス」は、すでに「引退宣言」した後ではありますが、急転出走の可能性もあり引続き動向が注目されます。

そして、今回初出走を目指す「ガイショーサンデス」は、竹下派厩舎をまとめ上げられればチャンス到来となりますが、厩務員長の重鎮竹下氏の引退宣言により、一気に挑戦自体が流動的になってきました。

さらに、要職を務める「カリアゲチョウカン」や淡路島出身の「ボクコロナタントウ」といったところは、裏方に回って「ボウヨミスガチャン」を支えることになりそうです。

なお、高い知名度を誇る「ワクチンオタク」も出走機会を狙うとみられますが、職務上の困難さもあって今回は見送り、若さもあるので「次の次」の出走に回ることも考えられます。

なお、「夏は牝馬」などという格言もあるので言及すると、先の2015年に出走を模索した「セイコママチャン」は再チャレンジを窺っていますが、ここへきて「タカイチテイオウ」などを持て囃す動きもあり、警戒を要します。

しかし、牝馬となれば何より、歴史上究極の最強牝馬「トーキョーユリコ」が不気味に事態を静観していることが、挑戦を受ける形の「ボウヨミスガチャン」にとって胃の痛いことになっていると思われます。

さて、レースの行方はいかに。

以上