「花燃ゆ」2015年大河ドラマは幕末の長州藩の群像を描くお話となります
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| 吉田松陰神社 |
おはようございます。
NHK大河ドラマが好きな筆者からの2015年8月の記事です。
大河ドラマのオープニングテーマといえば、かの昔レーザー光線から浮かび上がる伊達家武将を描いた「独眼竜正宗」やその後の「武田信玄」の風林火山を模したテーマを思い浮かべる筆者ですが、現在放映されている「花燃ゆ」のテーマも大変感情のこもった素晴らしいものです。
最近は録画して後でゆっくり見ることが主流になっているようで、そうするとオープニングは飛ばしたり早送りしてしまうことも多いかもしれませんが、一度しっかりと観て聴いてもらいたい見事な作品です。
吉田松陰の言葉が挿入されています
圧巻なのは、低い男性のコーラスで挿入されている吉田松陰の言葉です。
オープニングテーマ曲でありながら、立派に歌になっています。
愚かなる 吾のことをも 友とめづ人は わがとも友と
吾れをも 友とめづ人は わがとも友と めでよ人々
吾れをも 友とめづ人は わがとも友と めでよ人々
これは、松陰遺言の書と言える留魂録の最後の言葉、
「愚かなる吾れをも友とめづ人はわがとも友とめでよ人々」
愚かな私の事を友だと思ってくれている人がいるならば、私がいなくなった後においても私の友人たちに私に向けてくださっと同じ愛情を向けて下さい。
からとったものだそうです。
満29歳で死罪となった吉田松陰、大河ドラマではすでにその後が描かれていますが、当時20歳そこらであった久坂玄瑞や高杉晋作が活躍し時代は大きく動いていきます。
「花燃ゆ」の題字についても書きたかったのですが次の機会にします。
視聴率や時代考証等で何かと話題になります大河ドラマですが、これも期待の裏返しということだと思います。
昭和末期カラーテレビ世代の筆者からは以上です。
(平成27年8月5日 水曜日 最終更新:平成28年8月5日 金曜日)


