党より人物
党より人物
こういうのを真の政治家と言います。
今回の衆院選で甘利幹事長を降す大金星を挙げた神奈川13区の太さん。
栃木4区で3回苦杯を舐めながらも4度目で這い上がってきた藤岡さん。
2009年の初当選、2003年から7回衆院選に挑戦し、ようやく初めての小選挙区当選を勝ち取った無所属、有志の会の仁木さん。
そして、当社が衆院選前から注目していた、福岡9区の緒方さんに、茨城1区の福島さん。いずれも仁木さんと同じ無所属、有志の会のメンバー。
これらの政治家に全て共通するのは、負けても負けても、関係なく、党より人物とコツコツと戸別訪問を続けてきたことです。
間違いなく、所属する自民党以外の党ではなく人物で選んでもらっています。
みなさん、それはそれは筆舌に尽くしがたい苦労をしてきたと思われますが、それこそが、政党の風や組織に頼らずに小選挙区で上がってこられる本物の地力を身につけた唯一の方法なのだと思います。
むしろ、党などに所属せず、本来の個人に戻り戦うのが、本物の政治家だと思います。
10万票単位の小選挙区での票をいただき、衆議院議員になるためには、選挙区内で10万軒以上のお宅を訪れることが必要なのでしょう。
ここまでいくと、選挙区内に知らない道は、ほとんどないことになります。
無所属会派「有志の会」の5人のメンバーをはじめ、今回の衆院選では、このように徹底して戦った勇士が少なからずおり、自民党の大物を倒して上がってきました。
ついに、苦労を重ね、地元で強い強い人間関係を構築し、地域の信頼を得てきた本物の政治家たちが行動すべき時がやってきたのでしょう。
日本の政治の刷新は、こうした政治家たちが既存の政党の枠組みを超えて結集した時から、始まるはずです。
非常に楽しみです。
以上