街を知るなら歩くのが最強
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■ 知らないところに行ったらまず歩く
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不動産金融業をなりわいとしておりますせいか、知らない土地に行くと、とにかく歩くことを自らに課しています。
公共交通機関を使うこともありますが、これはその街をよく知る人たちが便利さのために使うものであり、まだ何の印象もないはじめての旅人が利用するのは慎重にした方が良いと思います。
自分の足で街の中を歩いたり、ぶらぶらしたりして移動すると、いろいろな情報が入ってきます。
行ったことがない場所は、当然土地勘がないため、車やバスなどで移動すると、自分がどこにいるのか、どこに向かっているのか全く分かりません。
そのまま、右も左もわからない状態で活動していても、その土地に馴染むことはできず、いつまでもお客さんのままです。
自分の足で街を歩くことで、この土地の成り立ちや川や神社など、オンラインで調べながら歩くのは極めて楽しいです。
そして、いわゆる観光名所やランドマークの位置などが、徐々に頭に入っていきます。
そうすると、その土地の地図が自分の頭の中に出来上がっていき、街の中を自由に行き来できる感覚になってくるのです。
自分の頭の中に、街の輪郭が描かれ、その輪郭の中に滞在している自分がイメージできると最高です。
みなさんもぜひ自分の足で歩いて、 頭の中に自分だけの地図を作ってください。
以上