(2015/01/10)(2015年1月時点の日本プロ野球点描)鳥谷内野手の阪神残留が決定したという話です

天然芝の甲子園球場

おはようございます。

2015年1月の記事です。

日本プロ野球の阪神は、予てより海外FA宣言していた主力選手である鳥谷敬内野手(2015年1月時点で33歳)が同球団に残留することが決まったと発表しました。

これで日本プロ野球から2015年オフにFA宣言した8選手の去就がすべて決まったことになります。

結論として、いわゆるメジャーリーグへのFA移籍やポスティングはなかったということになります。

鳥谷選手のコメント

鳥谷選手は、球団を通じ、「海外FA権を得て宣言をさせていただきましたが、熟考に熟考を重ねた結果、残留することを決意しました」とのコメントを発表しました。

確かに、阪神の引き止めは大変なものだったでしょうが、最後には選手本人の判断でこのような結果になったということで、筆者は歓迎したいと思います。

何も北米メジャーリーグに行くだけが野球人生ではないのです。

レベルの高いところでプレーするのも一つの選択であり、同様にもっとも評価してくれるところでプレーするのも一つの選択ということです。

連続試合出場の鉄人選手

実は鳥谷選手は、現役選手で最長、そして日本歴代3位という、1,466試合連続出場中の鉄人選手でもあります。

分業制が進んだ現代野球において、内野手、しかもショートという最もプレッシャーと負担のかかるポジションを任されながらの記録継続は驚くべきことです。

更に鳥谷選手は、守備力が極めて要求される天然芝の甲子園球場を本拠地にしている阪神という球団でプレーしているのです。

全試合のうちのおよそ半分をホーム球場で消化するわけで、これをもってしても、阪神にとっては得難い選手を繋ぎ留める朗報となりました。

因みに連続試合出場の日本一は、衣笠祥雄(広島)の2,215試合、世界一は、カル・リプケン選手(オリオールズ)の2,632試合となっております。

我が身を振り返りますと「おれおれと 名のって家人に すぐ切られ」「FAと 宣言する前に 放出か」とならないように気をつけたい筆者からは以上です。

(平成27年1月10日 土曜日)

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