ハンガリーの少子化対策

朝の番組で、ハンガリーの少子化対策を称賛しています。子どもが増えれば、様々な負担が劇的に軽減されていきます。非常に大胆な政策を打ち出しているのは事実です。

(なお、ハンガリーのオルバーン政権はロシアと親しく、先般のEUによるロシア産石油禁輸についても例外を強硬に主張しました。人権では様々な批判を受けています。)

最近、国会でも「ハンガリーの政策は見習うべき所がある」という声を時折聞きます。ただ、あの国が世界で最も消費税の高い国である事は誰も、そう誰も触れません。27%です。

そこから目を背け、財源論になると「国債でハンガリーと同じ事をする」となるのでは全くダメです。

ハンガリーの少子化対策

凄いのをひとつだけ挙げます

4人目の子供を産むと、定年まで所得税ゼロ

ハンガリーのオルバーン首相自身、5人の子持ちで、とにかく子沢山を奨励しようと、2021年1月から、世界のどこにもない「所得税ゼロ」を打ち出しました。

つまり、4人の子供を産んだ女性は、「ご苦労様、あなたは国家に十分、貢献したのだから、今後は所得税は免除します」となるわけです。

もちろん、3人目、2人目、1人目出産に応じて、これに準じた各種特典がついてきます。

少子化ストップ!

以上