許されるための虚構の格好

【虚構の漫画とか、デブとか、おカマとか!?】

“漫画のいいところは、漫画だと言った瞬間に、みんな『しょせん嘘の世界だ』とわかることです。西洋の町では、立派で大きな建物がふたつあります。教会と劇場です。教会は神様がいるところ、劇場はお芝居をするところ、いずれの場所でも、起こっていることは現実ではありません。“真っ赤な嘘”であることが保証されている装置は非常に大切。
人ってややこしいんですよ。嘘という枠に入らないと、本当のことが言えないんです。人は、その場所にいて初めて、本気で泣いたり笑ったりできるんです。日本の場合は、その場所が漫画なんです。”by藤子不二雄A氏

無縁の者からの話は、おもしろく聞きもするし、許しもする。しかし、決して影響を持たない。だって、そこには、差別意識があるから。何処まで行っても「ごっこ」だからである。差別するから意見も素直に聞くのです。リミッターが外れて、ズバズバハマります。

こんなに世の中が変わらないのは、ぜーんぶ「ごっこ」だからである。良い意見は、ぜーんぶ「無縁の者」から発信されているからである。差別しているからである。

“政治ごっこ””選挙ごっこ”じゃなんも変わらんと思いながら、大きなお金だけが動く。まるで面白くない漫画である。

選挙とは、究極的には広告。

中身は何もない。広告です。広告と知っているから安心して浸かれます。選挙というものが、人々を愚かにしたのかもしれません。