バラマキ全開参院選!

徳政令かよ

参議院選挙における「バラマキ全開」の各党公約を見ながら、現在の政治状況に危機感を覚えるばかりです。「財源」の話をする政党が居ません。
今の日本が首が回らなくなっていることの原因は「公的債務を積み上げ過ぎてしまったこと」にあるはずです。先人の積み上げ(高度経済成長の成果)に甘え、その脛をひたすらかじり続けた結果がこれです。財政政策が行き詰った結果、この10年は「お金をジャブジャブにして、バブルを起こそう」という金融政策に手を出しました。一過性のカンフル剤としての効能があったかどうか知りませんけど、もう10年以上やり続け、経済はボロボロです。
今、起きているのは「日本の安売り」です。現在の政策を肯定する方は、円安でどんどん日本を安売りすることにのみ活路を見出しているようです。「輸出が好調」、「訪れたい国1位」そんなのどうでもいいですよね。そんなこと自体は良いことかもしれませんが、その背景に「はるかにお安いバカな国」だという事情があるとしたら諸手を挙げて喜べません。その証左として、今、海外旅行に行くと、大半の日本人はあまりの物価の高さに驚くでしょう。
しかも、公的債務が積み上がり過ぎて、金利を上げられなくなっているので、円安に甘んじるしかないのです。お安い国を志向したのではなく、お安いバカな国でいるしかない状態に追い込まれています。
公的債務を積み上げ、それが行き詰ると超低金利政策に手を出し、そして行き着いたのが「(逃れられない)日本の安売り」。これは過去40年くらいの政治の怠慢以外の何物でもありません。それを選び続けてきた有権者のみなさんがアホだということです。そして、対立するべき野党に入れ続けてきた有権者も、アホに加えてトンチンカンな野党に入れたという意味で、同罪というか同罪以上の罪でしょう。
これを主導した近年の政権は「経済を立て直した」のではありません。「今だけ、自分だけ」の政策を打って、日本経済を異形のものとし、ボロボロにした最後の使徒だっただけです。歴史の法廷で裁かれる事になるでしょう。
戦間期のドイツと何かが似ているような気がしてなりません。そのような懸念を持ちつつ、絶対にポピュリズム政権を作らせないという悲壮な決意を新たにしています。失敗している政策がいよいよホンマに退場を迫られる時、より愚かな政策がさらに跋扈しないように身を挺してでも闘う、という思いだけがあります。
とにかく、いい加減むかつくので、書いておきます。
選挙民よ、目を覚ましましょう。少子化ストップ!!
以上

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