「人は二度死ぬ」というとてもありがたいお話を聞いたので共有します
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| 星空に還る |
おはようございます。
2014年2月の配信記事です。
人は二度死ぬなどと申しまして、一度目の死からしばらく経って、その人のことを覚えている人が皆いなくなってしまった時に二度目の死、すなわち本当の死を迎えるということらしいです。
いつかの葬儀の際の法話で聞いた話だったと思いましたが、亡くなった後、遺された者の心の内に生き続けるということらしいです。
誰からも忘れ去られ、思い出してくれる者がいなくなった時に、(言葉が変かもしれませんが)本当に永遠に死ぬということです。
そういう意味では、自分は自らの一度目の死の手前にいますが、一度目の死を迎えた人を覚えていることによってその人の二度目の人生を同時に生きているのではないかと思うわけです。
長生きしても寂しくない
年を重ねるにつれて、この二度目の人生の方々が増えてくるようです。
こう考えれば、長生きすることによって自らの知っている大切な人たちが(一度目に)亡くなることを見る辛さが若干減るかもしれません。
二度目の人生の方々と、一緒に旅をするような感じです。
敢えて二度目の人生と書きました。
こうした話はいろいろな解釈ができますが、最後に永遠に忘れられるということも別段怖い話ではなく、広い宇宙に飛散するようなものだと考えると気が楽になる気がしました。
そんな格好いいことを言いながら、当面は犬の餌もあげないといけないし、しばらくはしぶとく生きようと思った現世志向の筆者からは以上です。
(平成26年2月24日 最終更新:平成28年2月23日)
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