ホワイト革命?

地黒のわたしとしても大変興味深い話です。

固い話です。経営者には読んで欲しいと思います。
参議院選で私が見えた事を申し述べます。

「ここ十年(2019年当時)で既得権益が破壊され、身分制がひっくり返ると、評論家の岡田斗司夫氏が唱えている「評価経済社会」がより進んだ社会になっているだろう」と述べていますけれども、当の岡田斗司夫氏は「評価経済社会」の次に訪れるものとして「ホワイト革命」が起こると予測しています。
この「ホワイト革命」とは、世の中の価値観が「ホワイト」優先の方向へ進んでいく、つまり、正しさ、綺麗さ、清潔さといった、ホワイトな部分がより重要視される社会になっていくというのです。
岡田氏によると、その「ホワイト」は、より目に見える部分、耳に聞える部分といった”外面”のホワイトさがより重要になってくると強調しています。
岡田氏は今の40代50代以上の世代の人々の中には、汚いものや不潔なものの方にこそ本音や本質があると考えている部分があると指摘した上で、これからくる社会は社会全体が「見た目が良いもの、清潔なものが正しい」という価値観に変わっていくとし、それが社会のありとあらゆるところで起こると述べています。

この観点から、ガーシー氏やあるいは参政党もそうかもしれませんけれども、芸能界の闇を暴露し、行政のタブーに切り込むという行為は、その結果として、彼らが浄化され「ホワイト化」されるのであれば、世の中はそれを受け入れるでしょうし、それを期待されたが故に支持を集めたと見ることが出来るかと思います。
また、ひろゆき氏の「凄い良い人か、尖ったことをガンガンいう嫌な奴のどっちかが上手くいく」との指摘にしても、これもホワイト革命の裏表だと見ることが出来ます。
つまり、一方は、本人がホワイトの「ヒーロー」であり、もう片方は、悪を暴露することで、相手を浄化して、ホワイトにしていく「ダークヒーロー」という違いにしか過ぎす、世の中に「ホワイト」を顕現させるという意味では、どちらも同じだということです。