緊急特番「iPhoneのホームボタンよさようなら」(2018年9月の新商品発表会を受けて)
おはようございます。
2018年9月のスマホガジェット最大手「iPhoneシリーズ」に関する配信記事です。
iPhoneシリーズも、2007年1月に初版が発表されたiPhoneシリーズも、11年を経過し、2018年9月時点の最新機種は「Xs」(テンエスと読むらしい)といいまして、思えば遠くにきた感がありますが、顧客の支持とアップル社技術陣のたゆまぬ努力で、ここまで高機能に、そして高価格になってまいりました。
なんと、最高品質機種である、「Xs Max」は、
256GB 153,144円 !
という、これはもうパソコン何台か買ったほうが早くないかという、モバイルガジェットを超えたお値段になってしまいました。
ここにきて、アップルの戦略は、
アップルの信者や新しもの好き(アップルストアに並んでハイタッチしたい層)については最新機種
それ以外の大多数の一般人は、1年から2年経過した旧型モデルを「新規に」購入する
ということで顧客を分けるという判断をしたものと思われます。
筆者が現在持っているiPhone端末は、実に「iPhone7(スペースグレイ)」ですから、今回の製品ラインナップの変更(繰り上がり)により、ひっそりと退場した
・iPhone6sシリーズ
・iPhoneSE(小型液晶版)
に続く、次のアップデートの際のリストラ候補であることは間違いない機種ということになりました。
そして、ひっそりと退場した旧型機種を上回る、涙なしでは語れない別れもあったのです。
そうです。
ホームボタンとの別れです。
今回発表されたiPhoneの新製品群において、あの、11年我々ユーザーの、まさに羅針盤、北極星、真夜中の灯台のように向かうべきところそ指し示していてくれた、ホームボタンがなくなったのです。
アップル本社のクパチーノで、2018年9月13日(木)ホームボタンは死んだのです。
同日のApple Special Eventで発表された新しいiPhoneは、繰り返しますが「iPhone Xs」「iPhone X MAX」「iPhone XR」の3機種でした。ずれも「X」の名を冠した、全面ディスプレイのFace IDモデル。
そして、ベゼルレス。
2018年9月、Appleはついにルーキーの頃から付き添った古い友人であるホームボタンを完全に消したのです。
これは、筆者のようなスマホガジェットの使用方法がどうしてもよくわからないレガシーな使用者の、いつでもどこでも知っている風景に戻れる、いわばドラクエでいうところのルーラの呪文のような実家強制回送機能が失われた、今後はアプリの大海の中たゆたうことになる、いわばマイクロソフトのウィンドウズのスタートボタンがなくなってしまったWindows8以来の衝撃というものを感じることになるのでしょう。
さようならホームボタン。
と、書きながら未だiPhone7を使い続ける予定の筆者からの衝撃感想レポートは以上です。
(平成30年9月15日 土曜日)


