箱根駅伝の闇
オレ、中高生の時に陸上部で長距離やってきたけど、その頃からとにかく駅伝、特に箱根駅伝が大嫌いやった。
その気持ちは今でも変わらない。ハッキリ言って、箱根駅伝は滅んだ方がいいと思う。大河ドラマ「いだでん」も観るのがイヤで一度も観なかった。
とにかく関東学連の選抜大会にすぎひんクセに、全国大会よりも格上だと言わんばかりのふんぞり返った態度がとにかく気に食わない。東京一極集中の負の元凶の一つやし、何より「箱根駅伝で活躍した選手ほど国際大会では活躍できない」というジンクスが全てを証明している。箱根駅伝という一区間20km前後という、トラック10000mを走るにしてもマラソン42.195km を走るにしても中途半端な距離を走るための身体作りをしてしまったのが、とことん後々まで尾を引いて多くの選手のキャリアを台無しにしてしまっている。「駅伝がマラソンをダメにした」って批判の声は自分自身の経験からでもホンマにその通りやと思う。
それでも箱根駅伝を残したければ、①中高生から社会人までの全国都道府県選抜大会にする、②一区間10km前後(中学生は5km前後)にする、くらいの大胆な改革が必須。とにかく、戦前はまだしも、今の時代においては駅伝は陸上競技の発展に貢献どころかむしろ足を引っ張っているくらいや。滅んだ方がいい。それが嫌なら大胆な改革が必須。