報われないお父さんたちへの賛歌

魂の叫び(笑)

今日、ある人と筆者で、月イチの1on1ミーティング(オンライン)やりました。本論はおいておいて、最後に話した内容が私的に刺さったので、以下の叫びを投稿します。ご笑覧ください。

報われないお父さんたちへの賛歌
おはようございます。報われないお父さん連合代表の筆者です。恐妻同盟という秘密結社にも加入しています(存在自体が秘密です)。さて、お子さんをお持ちのお父さん方。日々子育てに家事に介護に、そしてもちろん仕事に奮闘されておられると思います。そして、何よりも、そのことが、同時に特に母親である奥さんには「ちっとも評価されていない」「レベルが低いと断罪されている」こともわたしは知っています。残念でなりません。しかしながら、それは仕方がないのです。おなかを痛めて子供を産んだ母親と、その息子や娘たちとの間には、生後間もない授乳期間を含めれば、父親などとの関係とははるかに濃い、血と血のつながりがあるわけです。つまり、永遠の、超劣後する2番手子育てソルジャー。それが父親という存在です。そもそも自分の子供なのかどうかも本当のところはわからないのです。母親が墓場の底まで持っていく秘密を持っているのかもしれませんし。ですが、産院での取り違えが起こらない限り、母親が産んだという厳然たる事実は誰にも覆すことができません。父親は、たとえ立ち合い出産したとしても、そのおなかの中から出てきた血まみれのへその緒と胎盤がくっついたまま出てくる、その赤子(血まみれだから赤子という説あり)が自分の精子由来なのか、それって本当なのかそれは?という疑問なしとしないわけです。極端ですけれども。ええ。自分の子供にもそれは言いましたさ。ひょっとしたら、私はあなた方のお父さんではないかもしれない、って。
ということで、何をやっても、子育てにおいて、当の子供たちにも評価されない、いつも何をやっても、お母さんのほうがいい、ということになるわけです。それでも、やる気を失わず、料理や洗濯、子供の遊び相手に付き合い、奮闘する全世界のお父さんたち。わたしはあなたたちのことを極めつけに尊敬しているのです。仕事ができる?収入や報酬が高い?会社や組織での地位が高い?いやいやそんなの関係ねえって。絶対的権力者である女神さまとそのがっつり信者である若い生命体(子供)のそばにあって、はるかかなたの劣位に置かれて家事能力をどうやっても発揮できない哀れでかわいそうな男たち。それが、令和の父親というものの正体です。嗚呼、むべなるかな。
それでも父親たちは進むのです。絶対的に評価されないところから、それでも一歩前へ。それは、子供を愛している、妻を愛している、それ以上に、自分が自分であることに誇りをもっている、そういう強さなんだと、今日も若い父親と1on1のミーティングで話し込みながら、思ったのでした。もう、本論で何話したのか忘れちゃいましたよ。
全世界の父親に熱あれ。
世界中の家族に光あれ!
以上