進次郎総裁になったら?

自民党は消滅

小泉進次郎氏がなんと推薦人40人でトップとのこと。さて、彼が自民党総裁となり総理大臣になるとどうなりますか?

筆者は自民党員です。2012年くらいからずっと党員ですので、割と古株だと思います。総裁選の投票券がもらえる年会費チケットと割り切ってAmazonプライム会員よろしく4,000円をせっせと支払う市井の一党員ですので以下の意見は単なる個人の草見解です。

自民党が小泉進次郎氏を総理総裁に選出した場合、短期的には「若さ」「ルックス」「発信力」によって支持率の一時的上昇は見込めるでしょう。特にメディア映えするタイプであるため、政権発足直後の「ご祝儀支持率」は高く出る可能性があります。

しかし本質的な問題は、進次郎氏に「政権を担うだけの実務能力」と「日本人としての独自の国家観」が欠けている点です。これまでも環境政策や夫婦別姓などを巡って抽象的なスローガンばかりが先行し、具体策を問われると答弁が曖昧になる姿が繰り返されてきました。つまり、国民はすぐに「中身のない人気先行型」と気づいてしまうのです。

さらに今回の総裁選で本人が明言しているように、「防災庁」「農政」など石破路線の継承を掲げており、事実上「石破政権のコピー」と化すリスクが高い。石破政権で国民の失望が広がった直後に、同じ路線を続けるのは愚策であり、自民党内の、筆者を含む保守層や岩盤支持層の反発は必至です。

その結果、自民党は短期的な人気取りには成功しても、中長期的には「実務能力のなさ」「石破路線の延命」「人気先行の軽量政権」という批判が噴出し、次の国政選挙では壊滅的な敗北を喫する可能性が高いでしょう。にもかかわらず、小泉進次郎を推す自民党国会議員の先生方の先見の無さには、ただ呆れるばかりです。よほど選挙が怖いと見えます。そんな奴落ちればいいのに。あんたの代わりなどいくらでもいるってことです。

追記ですが、自民党員票の集計で高市氏が明らかにリードした場合です。そのとき国会議員の先生方はどう動くのでしょうか。たぶんですが、国民感覚を無視して派閥談合に走り、小泉か林を選択。結果、次の国政選挙で大負けするシナリオが想像できますね。これは、自民党の完全崩壊ですが、自業自得です。

進次郎さんの地元神奈川での人気ぶりも、貼っておきますね。

以上