飛行機に持ち込めるモバイルバッテリー容量(100Wh以下)

大容量モバイルバッテリー没収
うっかり災害用大容量モバイルバッテリーを持ったまま空港にやってきてしまい、あえなく没収されてしまった筆者がお送りします。
飛行機に持ち込めるモバイルバッテリーについて、ポイントとおすすめモデルをまとめます。
1. 飛行機に持ち込めるバッテリーのルール
- モバイルバッテリー(リチウムイオン電池)は 預け入れ荷物には入れられない。機内持ち込みのみ。
- 容量(ワット時、Wh)によって制限がある。
- 100Wh以下 …制限なく持ち込み可能。
- 100Wh超~160Wh以下 …航空会社によっては2個まで持ち込み可。
- 160Wh超 …持ち込み不可。
- Whが明記されていない場合は、公称電圧(多くは3.7V) × mAh ÷ 1000 で計算できる。
- 航空会社によって細かいルールが異なるので、搭乗前に利用航空会社の規定を確認する。
2. 飛行機持ち込みにおすすめのモバイルバッテリー(Wh的に安全域)
以下は、容量が比較的高くてもWh換算で飛行機に持ち込みやすいモデル。
主なおすすめ:
- Anker PowerCore Slim 10000
容量10,000mAh。Wh換算でかなり余裕があるので機内持ち込みに安心。 - CIO SMARTCOBY TRIO 20000mAh
20,000mAhで大容量、USB-CやUSB-Aポートもあり。Whも100Wh未満~100Wh付近に収まるモデルが多いため機内持ち込み可能。 - AUKEY PB‑Y57 20000 mAh
20,000mAh + PD対応でスマホ+タブレット/ノートPCに使いやすい。 - Anker Nano Power Bank
超小型で持ち運びに便利。容量抑えめなので規定内にしやすい。 - Anker 622 Magnetic Battery
MagSafe対応でiPhone使いには便利。容量も機内持ち込み制限内で選びやすい。 - Anker Power Bank a1384n
シンプルな定番型。容量・信頼性ともにバランスがいい。 - 薄型 10,000mAh モバイルバッテリー
薄型でバッグの隙間にも入りやすく、機内持ち込みバッグでもかさばらない。 - Philips 20,000mAh Power Bank
大容量ながら定格がWh制限を超えにくいモデル。信頼性も高め。
3. 実用アドバイス
- 空港・セキュリティチェックでWh表記を確認されることもあるので、製品ラベル・仕様書を写真で残しておくと安心。
- モバイルバッテリーは手荷物内に入れる(預け荷物には入れない)。
- 可能ならば 充電ポートにテープを貼って絶縁しておく(ショート対策)。
- フライト前にはバッテリーが過熱していないか確認。損傷があるものは持ち込まない方がいい。
以上

