グラン・モール


衆議院議員緒方林太郎レポートより
今朝は街頭からスタート。様々な打ち合わせ等行い、正午過ぎから街宣車で元気に街に出ました。その後、上京です。
写真は街宣中に立ち寄った八幡西区日吉台から撮った、北九州市と水巻町の境にあるグラン・モールのほぼ全景です。ここにあるアグレボバイオテクノロジーセンターでバナナの苗を栽培していることになってます。そして、みんなで大家さんの仕組みで200億円弱を集めています。なお、土地所有者、建物所有者、みんなで大家さん事業者はすべて同一の社(都市綜研インベストファンド社)です。
(注:不動産所有者と小口商品化の事業者が同一だと利益の付け替えが容易になるから切り離すべき、と私は国会で主張しているのですが。)
この写真を見て、「200億円の資金を集めて、バナナの苗栽培を行い、年利7%の利回りを保証している場所」と思える方は居ないでしょう。
また、建物の左側にはアミューズメント施設が入り、そこに北九州市主導で国家戦略特区を付与したり、アミューズメント施設使用権をふるさと納税の返礼品にしたりと、北九州市とアミューズメント施設運営者との関係は深いです。ただ、そのアミューズメント施設の敷地はみんなで大家さんによるバナナ栽培エリアと重複しているのですよね…。これを市に指摘すると「我関せず」みたいな返事がありました。ともかく奇々怪々です。まあ、遠からずすべて明らかになると思いますけど。
今日の西日本新聞1面は「幽霊漁具」。海に放置された漁具が不必要な形で海の生物を捕らえている現象です。ゴーストフィッシング化している所があります。漁具が生物を捕らえ、その生物の臭いにつられてまた生物が寄ってきては捕らえられ、の繰り返しでエンドレスに生物が捕らえられていく現象です。
記事でははっきり書いていませんが、長崎、熊本では韓国(と多分中国)の漁具が多いはずです。かねてから日韓漁業協定における暫定水域でこれが酷いと聞いています。韓国漁船が放置していく違法漁具による漁場の荒廃が酷いのですね。私は予算委で「日韓間で条約上定めのある協議の場(日韓漁業共同委員会)を再度立ち上げるべき。まずは首脳間で大筋合意して、両国の水産部局に下ろすやり方がいい。」と主張したことがあります。当時、ある主要閣僚経験者から「そのやり方しかない」と言われたのですけど、なかなか進まないですね。
明るい廃墟
グラン・モール
何十年も放置され
将来に悪名を残しますか

