金融課税は難しい

金融課税の是非が問われていますが、勤労より資産運用の方が利益が出ることがある程度統計的なデータでわかってしまった21世紀の世界にあって、このトマピケティ的不公平感を無くすべきだと言うのは分かります。

しかしながら、世界で揉まれた海外勢は、有利な金融戦略とあわせ技で勝負に来ますから、単純に金融資産運用では税金しっかり取りますよアピールをしても、それはそれで、ただでさえ少ない金融資産運用プレイヤーの手足を縛ってしまい、日本国民こぞって皆で貧乏になっていってしまう…というジレンマがあるわけです。

やるべきことは、筆者のような零細投資家でも、たとえ大きな資産持ってない人でも、テクノロジーの進化で金融利益を得られるようにIT技術なりで、小口の資産運用の窓口広げることだと思います。

再分配は結婚なのですが、全体の総量がぐいぐい減っている中で、血相変えて変えてフェアにするのもいいですが、キャピタルゲイン税が、ゼロの国との競争下にあることも考慮して政治経済舵取りしてほしいと思います。

さすがに、こんなこと分かってないとはとても思えないので、さすがに何か色々考えているのではないかと思ってはいますが、なんだか次の衆議院議員選挙の顔ぶれを見るに、なんとなく、世紀末ポピュリズム的なものの台頭の可能性があるなと思いまして、謹んで上程いたします。

以上